先日、X(旧Twitter)でフォロワー整理を行いました。
今回のフォロワー整理では、埼玉の地元についてを主にポストしている人を中心に、10名ほどのフォロワーを削除しました。
なぜフォロワー整理をしたのか、今回はそんなお話です。
ポジティブもネガティブも、流れてくるのが嫌だった
地元についてつぶやいている人のポストを見るのは、とても面白いし、ためになることも多かったです。
自分の知らない新しい情報を発信してくれている人は、とっても貴重な情報源でした。
ですが、デメリットもありました。
シンプルライフやミニマルライフを発信している人と比較して、いわゆる「ネガツイ」が多かったことです。
わたしは、ネガツイが苦手です。
これまで10年以上接客業をやってきた中で、たくさんの怒っている人と接していく中で、怒っている人が大の苦手になりました。
シンプルライフやミニマルライフを発信している人で、ネガツイをしている人はとても少ないです。
それはシンプルライフやミニマルライフを実践していく中で、QOL(生活の質)が上がっているため、多少嫌なことがあっても、それをSNSなどで放出することがない、あるいは言葉を選んで発信して下さっているからだと思います。
ですが、「地元の人たち」という括りで繋がった方たちは、シンプリストでもミニマリストでもありません。世間一般のごく普通の人たちです。彼(女)らはシンプリストやミニマリストと比べて、感情をありのままSNSに発露させます。
地元の方々とのつながりは、確かに大切だと思います。
ですが自分のメンタルを疲弊させてまでそのつながりを維持する必要はないのではないか。
そう思い、この機会にわたしは、地元関係の界隈と袂(たもと)を分かつことにしたのでした。
消せば何言ってもいいわけじゃない
少し時間を置いたあと、わたしはネガツイの震源地を再訪しました。
その人もさすがに言い過ぎたと思ったのか、一部を除いておおむねすべてのネガツイが削除されていました。
「ネガツイ削除されたし、やっぱり地元界隈とつながり残そうかな。」
……とはなりませんでした。
削除されたとはいえ、そこでネガツイが野に放たれたという事実は変わりません。
そして、人間はそう簡単に変わるものではありません。
一回ネガツイが放たれたアカウントで、またネガツイが放たれる可能性は大いにあります。むしろ一回放たれたからこそ、再放流の可能性は他のアカウントより高いと言っても過言ではありません。
風水害があった場所に好んで住む人がいないように、自分の気分を害する可能性のある場所には近寄らないのが善です。
消せば何言ってもいいわけではありません。
消すまでの間に、ポストは多くの人の目に触れます。
たとえ自分のポストで気分を害した人がいたとしても、消せばすべてチャラ、というのはあまりにも虫が良すぎるのではないでしょうか。
これは、わたしにも言えることです。
わたしがネガツイ、特に攻撃的なネガツイをしたとき、それはフォロワーさんのことを傷つける可能性があります。HSP(Highly Sensitive Person、繊細さん)の方は特にそうです。
なのでわたしは自虐的なポストをすることはあるかもしれませんが、他の誰かを攻撃するようなポストはしません。
たとえその人を攻撃していなかったとしても、少なくとも見た人はいい気分がしないからです。
清流のようなタイムラインがいい
わたしの理想は、人里離れた山奥に流れる川のように清らかなタイムラインです。
言ってもSNSは人間の棲む場所です。
この理想が叶えられることは、非常に難しいとは思います。
ですが、シンプルライフやミニマルライフを実践されている方のポストは、この理想郷に比較的近い気がしています。
シンプルライフやミニマルライフは、QOLを上げ、人の心を清らかにする作用があるとわたしは思います。
だからわたしは、これからは特に、シンプリストやミニマリストの方々との交流をより濃いものにしていきたい。
彼ら、彼女らの発信を通して、自分の生活をより洗練されたものへと昇華させたり、切磋琢磨し合える関係性を構築していけたらなと思います。
もちろん、「SNSをどう使おうとその人の勝手だ」・「SNSぐらい表立って言えないようなネガティブなことを言いたい」というのもごもっともです。
わたしもそういった方たちのSNSとの向き合い方まで否定するつもりはありません。
ただ、今回お話ししたようなわたしの考えもまた、一つのSNSとの向き合い方であることに違いはありません。
どちらが良い悪いという話ではなく、各々が一番いいSNSとの付き合い方をして、必要であれば棲み分けをする。
それでいいと思います。
きょうは冒頭、若干ネガティブめなお話になってしまってすみません。
ただこうやってネガティブも断捨離していくことが、より良いシンプルライフには必要不可欠かなと思ったのと、同じような思いをされている・された方の参考に少しでもなればと思い、きょうはこんなお話をさせていただきました。
これからもりおを、『シンプルライフのメモ帳』を、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、きょうはこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました!