今、この記事を、コーヒーを飲みながら書いています。
お店で買ってきた焙煎済みの豆を、自分で挽いて、自分でドリップして、淹れたコーヒーです。
人間、好き嫌いというものがありますので、すべての人にコーヒーを飲めと薦めることはいたしません。
ですが、多くの人にコーヒーの素晴らしさを知ってもらいたいという気持ちはあります。
いつもわたしの主観で記事を書いているフシはありますが、きょうは特に主観マシマシでお届けしたいと思います。
コーヒーの科学的効能
全日本コーヒー協会さんの情報によりますと、コーヒーには、
◎ | 血栓予防 |
◎ | 動脈硬化予防 |
◎ | 糖尿病予防 |
◎ | 死亡リスク低減 |
◎ | アルツハイマー病予防 |
などの効果があるとのこと。
カフェインのネガティブな側面が注目されがちなコーヒーですが、クロロゲン酸(ポリフェノール)やピロカテコールなど、様々な物質がわたしたちに健康効果をもたらしてくれるとのこと。
個人的には、特に血栓予防は嬉しいですね。
プロフィールにも書いていますが、わたし性同一性障害(MtF)でして、女性ホルモン補充のために、2週にいっぺんはホルモン注射に通っています。
女性ホルモン注射をすると、血栓ができやすくなります。
ですが、コーヒーを飲むことで、その血栓を予防できる、というわけです。
他の効果も、わたしを含め、現代人にとって嬉しい効果ばかりではないでしょうか。
ただ一つ、気を付けてほしいことがありまして、これらの健康効果は、大抵がブラックコーヒー前提であるという点。
お砂糖やミルクを加えない、ブラックで飲むことが前提となってくる場合が多いので、その点はご注意下さい。
ブラックが苦手な人ほど、いいコーヒーを
こうお話すると、
「わたし、ブラックコーヒー苦手なのよねー。」 |
と仰られる方が必ず出てきます。
わたしは、「そういう方こそ、いいブラックコーヒーを飲むべきだ」と提言します。
ブラックコーヒーが苦手だと仰る方々が飲んできたコーヒーって、大抵は安い、量産型のコーヒーです。
スーパーで売られている安いブレンドコーヒーの粉であったり、豆自体の質が低い場合が多いインスタントコーヒーを飲んだ結果、ブラックコーヒーに苦手意識を持たれている方が多いと思います。
正直に言いますが、スーパーで売られている安いブレンドコーヒーの粉や、安いインスタントコーヒーの粉で淹れたコーヒーは、専門店で豆を買って、飲むときに飲む量だけ豆を挽いて、ドリップするという手間をかけたコーヒーと比べると、味が大きく劣ります。
専門店と言うと、敷居が高く感じそうですが、全然KALDI(カルディ)とかの豆でオッケーです。
とはいえ、自分で挽いて、ドリップするのは、正直それ自体が大変です。
特にブラックコーヒーが苦手な方は、コーヒー器具自体お持ちでない方がほとんどでしょうから尚更です。
なので「ブラックコーヒーが苦手」という方におすすめなのは、コーヒー豆を売っているような専門店に行くことです。
「コーヒー 専門店 [町の名前]」とかで、検索してみてください。
ある程度の規模の町で、特に首都圏だと、いくつか個人経営のコーヒー店がヒットするはずです。
自分の住んでいる町に無くっても、近くの都会に行けばいいんです。
いずれにせよ、ちょっと手間はかかるかもしれません。
ですが、そういうものです。
新しい何かにチャレンジするときって、何かと手間がかかるものです。
その点、いいコーヒーに出会うことは、コーヒー代とお店までの交通費だけでチャレンジできます。
とてもコスパがいいと思いませんか?
それで「今までブラックコーヒーが苦手だったけど、このコーヒー(専門店のコーヒー)はおいしい」と思えたら、しめたものです。
あたらしい世界と、さまざまな健康効果が、あなたの未来を切り拓いてくれることでしょう。
ちなみにわたしは、子どもの頃、コーヒーが苦手でした。
「こんな苦い飲み物、よく飲めるな」
と思っていました。
ですが、今は、コーヒー中毒と呼べるくらい、コーヒーが大好きです。
どうも人間、齢を重ねると味覚が変わるようです。
以前は苦手だったとしても、純粋に時の流れで好きになる、ということもあります。
なので、過去の経験に基づく苦手意識をいったん振り払ってみるのは、ブラックコーヒーに限らず、とても大事なことだなと思います。
コーヒーの個人的メリット
ここからは、かなり主観強めでお届けします。
わたしの感じる、コーヒーのメリットです。
特別な時間を過ごせる
わたしにとって、コーヒータイムというのは、特別な時間です。
自分で豆を挽いて、数回に分けてお湯を注いでドリップする――。
そうやって手間をかけて淹れたコーヒーを、ゆっくり飲む――。
その時間は、至高以外の何物でもありません。
豆の状態で買ってきて、自分で豆を挽くメリットとして、コーヒー本来の香りを楽しめるという点があります。
コーヒー豆は、豆を挽いてから日数が経過すると、香りが抜け落ちてしまいます。
その点、飲むタイミングで都度挽くというスタイルは、コーヒー本来の香りを最大限活かせる飲み方だと言えるでしょう。
ちなみに、たとえ豆の状態であっても、焙煎日から日数が経過すると、コーヒーの質が落ちてしまうため、その点は注意が必要です(一般的には焙煎日から30日以内に飲み切ることが理想と言われています)。
気が引き締まり、スイッチが入る
あと、コーヒーを飲むと、気が引き締まり、スイッチが入る感覚があります。
この記事を書き始めるときに、コーヒーを淹れましたが、それからはかなり高い集中力でここまで記事を書き続けることが出来ています(たまに離席もしていますが、それでもなお、高い集中力で記事を執筆できています)。
この記事に限らず、このブログで記事を毎日書き続けることが出来ているのは、ひとえにコーヒーのおかげと言っても過言ではありません(あとはYouTube様でBGMをループ再生しているのもある気がします)。
コーヒー本来の味わいを特に楽しみたいときは、記事の執筆はせず、コーヒーを飲むことに集中しますが、「よし、これからがんばるぞー!」ってとき、コーヒーを飲みながら記事を書くことで、自分を奮い立たせることができています。
QOLが上がる
結果的に、コーヒーはわたしのQOLを上げてくれていると言えます。
コーヒーを飲むことで、リラックス効果や集中力アップ効果が得られ、生活にもメリハリが出ている気がします。
日々を惰性で暮らすことなく、メリハリを持って生活することが出来ているのは、コーヒー様のおかげです。
生活にメリハリが出てくると、やるべきこととやらないことの線引きがハッキリできるようになります。
やらないことはやらない。やるべきことにリソースを集中する。
これって、シンプルライフの真髄だと思うんです。
シンプルライフは、端的に言えば、行動の断捨離でもあります。
「これはやる!これはやらない!これはいるもの!これはいらないもの!」
もちろん、ここまではっきり線引きできない場合もありますが、シンプルライフを実践していくと、自然とやることややらないこと、いるものやいらないものがハッキリしてきます。
そうやって見えてきた行動指針を実践していくことで、シンプルライフはより良いものとなり、QOLが上がっていくのです。
そして、わたしの生活においては、コーヒーはその立役者になってくれている、というわけです。
結論、コーヒーはわたしのQOLを上げてくれ、シンプルライフに多大なる貢献をもたらしてくれているのです。
おわりに
以上、コーヒー信者による、コーヒー布教のための説教でした(笑)
コーヒーにはさまざまな健康効果があり、加えてQOLを高めてくれる良き相棒であるということが、おわかりいただけたかと思います。あくまで主観マシマシですが。
そして、ブラックコーヒーが苦手な方こそ、いいコーヒーを一回体験してみてほしい。
これが、この記事で一位二位を争う伝えたいことですね。
「ブラックコーヒーが苦手だけど、この(専門店の)ブラックコーヒーはおいしい」と感じたというのは、実はSNSで見かけた実話なんですけど、これ意外と多くの方に当てはまるのではないかと思い、今回この記事でお話しさせていただいた感じです。
この記事の結びになりますが、あなたのコーヒーライフ、そして人生が、より彩りの豊かなものとなりますよう、心からお祈りいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
※参考文献
1.血栓をつくりにくい?コーヒーの不思議な力。 | COFFEE BREAK | 全日本コーヒー協会
2.善玉コレステロールの機能を高めるコーヒー。 | COFFEE BREAK | 全日本コーヒー協会
3.糖尿病予防にカフェインが効く? | COFFEE BREAK | 全日本コーヒー協会
4.コーヒーを飲むと、死亡リスクが減る。 | COFFEE BREAK | 全日本コーヒー協会
5.認知症の予防にはコーヒーがよい? | COFFEE BREAK | 全日本コーヒー協会
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