はてなブログの『toco toco ダイアリー』において、「Kindle端末買うのやめた」ってお話をしました。
ですが結局、Amazonブラックフライデーセールで、Kindle端末を買いました。
ただ、『toco toco ダイアリー』で記事を書いたときに検討していたKindle端末は、Kindle Paperwhite シグニチャーエディション(広告なし・32GBモデル)でした。
んで、今回買ったのは無印Kindle(広告あり・16GBモデル)です。
なぜ、購入検討していた端末を買わなかったのか。そして、なぜ無印Kindleを買ったのか。
きょうはその辺のお話をしていこうと思います。
スペック比較
まず無印KindleとKindle Paperwhite各モデルの比較から。
ざっと表にまとめると、こんな感じです(抜粋)。
無印Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Paperwhite シグニチャーエディション | |
サイズ | 157.8 x 108.6 x 8.0mm | 174 x 125 x 8.1mm | 174 x 125 x 8.1mm |
重さ | 158g | 205g | 207g |
画面サイズ | 6インチ | 6.8インチ | 6.8インチ |
容量 | 16GBのみ | 8GB / 16GB | 32GBのみ |
LED数 | 4個 | 17個 | 17個 |
ワイヤレス充電 | × | × | ○ |
フラットベゼル | × | ○ | ○ |
防水機能 | × | ○ | ○ |
色調調節 | × | ○ | ○ |
明るさ自動調整 | × | × | ○ |
カラー | ブラック / デニムブルー | ブラック / ライトグリーン / デニムブルー | ブラック / ライトグリーン / デニムブルー |
キッズモデルの有無 | ○ | ○ | × |
広告 | あり / なし | あり / なし | なしのみ |
セール価格 (ブラックフライデー2023) | 9,980円~ | 13,980円~ | 17,980円 |
- サイズは、無印Kindleがひとまわり小さめで、かなり軽量。
- 容量は、32GB欲しいならシグニチャーエディション一択。
- 画面の明るさを左右するLED数は、無印Kindleだけ少なめ。
- ワイヤレス充電や明るさ自動調整機能を使いたいなら、シグニチャーエディション一択。
- 防水機能や色調調節機能、フラットベゼルが魅力的に感じるなら、Kindle Paperwhite以上。
- ライトグリーン色は無印Kindleにはなし。
- キッズモデルはシグニチャーエディションにはない。
スペック的に比較するとしたら、こんな感じでしょうか。
あとは価格ですね。
無印Kindleは、現在のAmazonブラックフライデーセールで3,000円値下がりしていて、広告ありの最安モデルで9,980円。
一番高いシグニチャーエディションは、4,000円の値下がりで、17,980円ですね。
無印Kindle(広告ありモデル)を買った理由
今回わたしが購入したのは、無印Kindle(広告ありモデル)。
Kindle端末の中では一番安い、9,980円です。
元々はシグニチャーエディションを検討していたわたしが、なぜ無印Kindle(広告ありモデル)を購入したのかというと、結論、無印Kindle(広告ありモデル)でも十分だ、と思ったからです。
それぞれの機能の差について考えたことをまとめると、
- サイズ・重量:小さくて軽いほうがいい
- 容量:32GBも要らない
- ワイヤレス充電:使わない
- 防水:お風呂で使わないので、なくてもいい
- 色調調節:たぶん使わない
- 明るさ自動調整:あると便利だけど、価格次第でなくても可
- カラー:ブラック一択
- 広告:意外と目立たなさそうなので、あってもいい
ざっとこんな感じです。
特に気になった点を挙げると、まず重量。
無印Kindleは158gと、今使ってるスマホ、Google Pixel 6a(178g)より軽い。これが結構魅力的でしたね。
次に、容量。
最初は「大は小を兼ねる」と思い、32GBのシグニチャーエディションを買うことを考えていましたが、32GBだと小説などの文字主体の本が約15,000冊入るらしい。これは明らかにオーバースペックだと思いました。
一番容量の小さいPaperwhite 8GBモデルでも、約3,800冊も文字主体の本が入るらしく、正直わたしにとっては8GBでも十分だな、と思いました。
そして、防水機能。
正直ここが一番悩みました。
ただ、自分のライフスタイルと照らし合わせて考えてみると、正直防水機能そこまで必要ないな、と思いました。
これ以外の機能についても、上に挙げた通り、「なくても良い」と思い、無印KindleとPaperwhite シグニチャーエディションの価格を比較して、「8,000円も安くなるなら、無印Kindle(広告あり)がいいな」と思い、わたしはこの度、無印Kindle(広告ありモデル)をお迎えするに至ったわけです。
オーバースペックになっていませんか?
今回のKindleの一件で思った、大事だな、と思ったこと。
それは、買うものがオーバースペックになっていないか、に気を配ることです。
たしかに安くて機能が低いものより、高くて機能が充実しているものの方が、使っていて困ることが少なくなるとは思います。
ただ、お金は有限です。
どんなに稼いだところで、稼いだ分使ってしまえば、プラスマイナス・ゼロになってしまいます。
身の回りのいろんなものが値上がりしている昨今。
そんな中で大事なことは、いかにお金を使わずに快適に暮らすか、というスキルだと、わたしは思います。
実はこのスキル、既にわたしは自宅のパソコンとスマホで発揮できていたんです。
わたしの自宅のパソコンは、自作のデスクトップパソコン。
一応ゲーミングパソコンとして組み立てた感じですが、入っているグラフィックボード(以下グラボ)というパーツは、GTX1650という型番のもので、今どきのゲーミングパソコンと比較すると、結構ローエンド寄りなグラボです。
将来的にはもう少しランクの高いグラボに買い替えようかな、とは思ってはいるのですが、言うて最新のハイスペックグラボに買い替えようとは微塵も思っていません。
正直今のPCスペックでも、ブログ書いたり、YouTube見るくらいなら全然こなせていますので、買い替え優先度はかなり低いです。
こんな感じで、わたしは自宅のパソコンにおいて、ゴリゴリのハイエンドPCではなく、価格を抑えたちょいローエンド寄りのミドルレンジのパソコンを組むことに成功しています。
スマホについても、似たようなことが言えます。
今わたしが使っているのは、Google Pixel 6aというスマホ。
2022年夏発売のモデルということで、モデルとしては割と新しい部類に入るかとは思いますが、スペックはそこまで高くない、真ん中ぐらいの性能の廉価モデルです。
今、最新のハイスペックスマホとか買おうとすると、20万円を平気で超えてきます。
そんな中、このGoogle Pixel 6aは、当時の価格で4万円ちょっとで買うことができました。
多くのYouTuberの方が、当時オススメスマホとして挙げていたGoogle Pixel 6aですが、このスマホ、ふつーの使い方する人にとっては必要十分なスペックなんです。それでいて価格が4万円ちょっと。とてもお買い得な一台でした。
使い始めて1年近くが経過していますが、目立った不具合もないし、操作がカクつくこともなし。
重たいゲームやる人には少しスペック不足かもしれませんが、わたしはスマホでゲームやらないので問題なし。
100点満点中100点を与えられる、わたしにとってはスマホの結論とも呼べる一台です。
こういうわけで、わたしはスマホにおいても、余計な機能を削り、その分出費を抑えることに成功したのです。
おわりに
必要ない機能はそぎ落とし、出費を抑える――。
その結果、わたしは今、わりと快適に暮らすことが出来ています。
「大は小を兼ねる」の精神で、ハイスペックなものを買い漁っていたら、多分今現在、ここまで快適に暮らすことは出来ていないでしょう。
生活を不満なく、手早く快適なものにするためには、自分にとって何が必要で、何が必要でないのかを冷静に見極め、必要でないものは容赦なくそぎ落とすこと――。
これは、シンプルライフにも直結するお話だと思います。
シンプルライフを目指すということも、言ってしまえば生活の中のにごりや灰汁(あく)を取り除く作業みたいなものです。
高すぎるスペックのものは、余計な出費を生み出し、結果ほかに手が回らなくなり、生活の中のにごりや灰汁を取り除くのが困難になってしまいかねません。
シンプルライフを目指すのであれば、必要ないものは潔くそぎ落とすのも大事です。
ブラックフライデーセールで、いろんなものが欲しくなる時節(実際わたしもかなり買い物しました)ですが、買い物するにしてもしないにしても、あなたの生活がより快適なものになることを願いつつ、きょうはこの辺で話を〆ようかなと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!