先日、『EDIFIER MR4(ED-MR4-WH)』というスピーカーを購入しました。
結論、控え目に言って神スピーカーなので、早速レビューしていこうと思います。
スペック
まずはこのスピーカーのスペックから。
EDIFIER MR4(ED-MR4) スペック表
スピーカーバスユニット | 約106mm(4インチ) |
スピーカーツイーターユニット | 約25mm(1インチ) |
定格出力 | 42W(21W x 21W) |
再生周波数帯域 | 60Hz~20kHz |
S/N比 | ≧85dB |
入力端子 | TRSバランス RCAアンバランス AUX |
電源 | 100~240V 50/60Hz |
外形寸法 | 約(W)140x(D)170x(H)228mm(1台あたり) |
質量 | 約4.5kg(1セットの合計) |
ケーブル長 | 電源ケーブル:約1.6m スピーカー接続ケーブル:約2.4m RCA ⇔ 3.5mm ステレオミニプラグケーブル:約1.7m 3.5mm ステレオミニプラグケーブル:約1.7m |
同梱品 | スピーカー本体(1セット) スピーカー接続ケーブル RCA ⇔ 3.5mm ステレオミニプラグケーブル 3.5mm ステレオミニプラグケーブル ユーザーズガイド(多言語) 保証書 |
保証期間 | 1年保証 |
コンパクトなボディに、コンパクトスピーカーとしては高い定格出力、豊富な入力端子などが魅力的だと感じました(光デジタル端子とかがあったら尚良かった)。
買い替え前のスピーカー『CREATIVE GigaWorks T20 Series II(GW-T20-IIR)』と比較すると、こんな感じです。
『CREATIVE GigaWorks T20 Series II』と『EDIFIER MR4』の比較(抜粋)
CREATIVE GigaWorks T20 Series II | EDIFIER MR4 | |
スピーカーバスユニット | 2.5インチ | 4インチ |
スピーカーツイーターユニット | 1インチ | 1インチ |
定格出力 | 28W(14W x 14W) | 42W(21W x 21W) |
再生周波数帯域 | 50Hz~20kHz | 60Hz~20kHz |
S/N比 | ≧80dB | ≧85dB |
入力端子 | ライン入力(3.5mm) AUX入力(3.5mm) | TRSバランス(6.35mm) RCAアンバランス AUX(3.5mm) |
外形寸法(WxDxH・1台あたり) | 約84.6x143x230mm | 約140x170x228mm |
質量 | 約2.1kg | 約4.5kg |
保証期間 | 1年間 | 1年間 |
カラーバリエーション | ブラックのみ | ブラック・ホワイト |
価格(公式価格・税込) | 13,200円 | 17,980円 |
バスユニットがMR4の方が圧倒的に大きいので、スペック上、T20より低音に強み。
定格出力もMR4の方が大きいので、パワフル。
ノイズの影響の受けにくさを表すS/N比も、MR4の方が高性能。
入力端子もMR4の方がバラエティーに富んでいて良さそう。
一方、再生周波数帯域は、意外とT20の方が広め。とはいえ素人的には誤差レベル。
外形寸法は、圧倒的にT20の方がコンパクトですね。
コンパクトな分、T20の方が重さも軽め。重さは、素人的には軽いT20の方が良さそうに感じますが、オーディオ的には重い方が音の共振が起こりづらくて良いとのこと。
カラバリは、MR4はホワイト色がラインナップされていて、白デスク環境を作りたい人にはMR4の方が圧倒的に良さそう。っていうか、わたしも白いから買ったフシがあります。
と、いうわけで、T20とMR4、比較するとサイズ以外は圧倒的にMR4の方がハイスペック。その分お値段もMR4の方が高め、といった感じです。
音が段違いに良くなった!!
スピーカーが届いて、早速我が家のPCデスクに設置してみました。
設置の際、モニターアーム補強プレートと干渉しないようにするために、インシュレーター(スピーカーのスポンジ脚)に追加で半球形のクッションゴムをダイソーで買ってきて貼り付けました。
PCとNintendo Switchにつなげたのですが、付属のケーブルは使用せず、Amazonで買ったケーブルで接続しました。
PCとは、USB ⇔ RCAケーブルで。Nintendo Switchとは、3.5mmステレオミニプラグ ⇔ 6.5mm TRSバランスケーブルで接続しました。
そして、配線ミスがないかのチェックも兼ねて、さっそくPCとSwitchで音出しテスト。
結論、
・
・
・
「最高のスピーカーを手に入れてしまった。」
そう感じました。
いや、これ、音質がT20と比べてはるかに良いんですよ。最and高でした。
色んなジャンルの音楽を流してみましたが、特にグランドピアノの音がすごい気に入りました。
音がとってもしっとりとしていて、かつ深みのあるいい音色になったんですよね。
全体的には、特に低音域の輪郭が、T20と比較してハッキリしたな、という印象。
T20で音を聞いていた時には気付いてなかったんですけど、MR4の音を聞くと、「あっ、T20の低音域って、結構輪郭がぼやけていたんだな」って感じました。
MR4には、右スピーカー背面に高音域と低音域のゲイン調整ノブが付いています。
その人の環境や好みに合わせて、スピーカーサイドで音を調節できるようになっていますが、正直調整しなくても十分いい音鳴ってくれているので、無理して調整する必要はなさそうです。実際私もプリセット(高音・低音ともに±0)から弄っていません。
PCサイドでは、Nahimicというソフトで音を若干弄ってます。なんかよさそうだったんで(笑)
Nintendo Switchの方は、「結構音小さいな」って印象。
それもそのはず。
スピーカー側でTRS端子に繋いでいるので、スピーカーの仕様で音の入力レベルが+4dBuされていて、音が小さくなっているんです。
ちなみに、PCとつないでるRCA端子は、-10dBV(dBV=dBu)で、スピーカー仕様で音が大きくなっています。
なので、Switchはほぼほぼ音量MAXでつないでいるのに対し、PCのマスタ音量はなんと25~30。
しかも、PCのマスタ音量を小さく設定している関係で、マウスのノイズなどが若干載っていしまっています。
なので、PCとつなぐケーブルとNintendo Switchとつなぐケーブルを入れ替えた方が良いかもしれませんが、面倒だし、音楽流していたらマウスのノイズもほぼほぼ全く気にならないレベルなので、しばらくはこのままでいこうと思います。
オーディオミキサーで解決するのもありかもなぁ、と思ったりしつつ、でもデスクの上をモノだらけにしたくないという思いもあり、今後どうするかは未定です。
あと、このスピーカーはモニタースピーカーでもあり、ボリュームノブで「モニターモード」と「ミュージックモード」が切り替えられるようになっています。
音楽制作や動画編集などをするときは「モニターモード」、音楽やゲームを楽しんだりするときは「ミュージックモード」にするなど、器用な立ち回りもできます。
わたしは音楽制作も動画編集も今のところしていないので、ずっとミュージックモードにしています。
まとめ
いろいろ感想を述べてきましたが、まとめると、
◎ 総合的に、音質がいい
◎ 低音の輪郭がはっきり出てくれる
◎ かといって、中高音域がくもった感じになるとかもない
◎ 高音域・低音域を調整するノブが本体に備え付けられていて、音のカスタマイズ性が高い
◎ とはいえ、カスタマイズしなくても、十分いい音
◎ クラシックからジャズ、J-POPに至るまで、どんな音楽でもワンランク音が良くなる
◎ 「モニターモード」で、モニタースピーカーとしても活躍できる
って感じです。
YouTubeでは、日本語でのレビュー動画が少ない、EDIFIER MR4。
その数少ない日本語でのレビュー動画では、総じてこのスピーカーは高評価となっていますが、高評価なのも頷ける品質です。
しかもこれが1万円台で手に入ると考えたら、かなりお買い得なスピーカーなのではないかと、わたしは思います。
残念ながらAmazonでは、EDIFIER公式出品はブラックのみとなっています。
ですがヨドバシドットコムや楽天などではホワイトも購入可能になっていますので、2万円以内でスピーカー選びに悩んでいる際には、ぜひ購入候補に入れてみてはいかがでしょうか。
というわけで、本日はこの辺で失礼します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
※商品ページ(Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイトを利用しています)
→Amazon(EDIFIER公式出品):EDIFIER MR4 ブラック
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